flowkey - learn piano with the song you love

前はピアノ教室へ通っていたのですが、
コロナ渦になって行かなくなってしまったnacanonです。。

しかし、練習する上で譜面だけ眺めて練習するほど、
やる気も出ないし、どうしようかと思っていました。

そんな中、独学者にピッタリな練習アプリflowkeyを実際使ってみて良かったので、紹介してみますね。

ピアノ教室とアプリの比較とアプリのメリットデメリットをみていきます。

ピアノ教室のレッスン

  1. コスト
    • ピアノ教師に習う事は、1レッスン1時間以内で約5千円~1万円ほどかかるので年間最大12万円ほどかかるので余裕とやる気がないと難しいですね。
  2. 専門知識
    • 経験豊富かつ深い知識を持ってる方が多いので、
      とても便りになると思います。
    • ただ経験上、スタイルや性格など相性の良い教師を選ぶのがなかなか難しく、見極める必要があるかと思います。
  3. 教え方(メソッド)
    • ピアノ教師は、経験から様々な教え方を知っており、
      その人にあった方法を提案される点はとても良いです。
      クラシックだと確立された方法論であるバイエル、ハノン、バスティン、スズキなどのメソッドを使うことが多いようです。
    • 自分の成長度合いにおいて教師はレッスンを考えたり、
      進めてくれるので臨機応変に学習できる点は大きいですね。
  4. 時間
    • レッスンに通う時間がかかるのがマイナス点。
    • 教師に来てもらってレッスンしてもらうにもコストがかかる。
    • スケジュール面で教師で合わなかったり、遅刻したり、レッスンができない場合は、リスケジュールが難しく、多くの人が欠席したレッスンの料金を請求するのが難点です。

ピアノ練習アプリflowkeyのレッスン

flowkey - learn piano with the song you love

flowkeyはドイツベルリン発の練習アプリでヤマハミュージックと提携して開発しているようです。

ざっとピアノ学習アプリがどんな感じかは動画を見るとわかりやすいです。

  1. 費用
    • 無料(限られた曲のみ)または有料(1500以上の曲)があり、サブスクリプションで支払うかどうかを選択する前に、
      自分に合っているかどうかを試してみることができる点が◎。
      1カ月プランで月2千円程度で1年プランなら年間1万3千円程で、
      教室に比べてコスパは良い。
      ※ちなみに初期の料金は1年プランで9200円だったようです。
      • 1ヶ月プラン: 2,100円
      • 6ヶ月プラン: 9,100円
      • 1年プラン: 12,800円
      • 生涯プラン:329,99$ (買い切りプラン、補足説明はこちら)
  1. 専門知識
    • 和音、音楽の読み方、演奏テクニックから音楽理論や即興演奏まで、
      さまざまなスタイルやテクニックを体系的に幅広く学べる点が◎。
    • ただ今のところ深い理論まではカバーしていない。
  2. 教え方(メソッド)
    • flowkey独自に設計されたビデオチュートリアルが基本で、
      コツコツとステップアップしていく感じ。
    • ひたすら好きな曲を弾いて練習する感じ。
    • 現状、チュートリアルか好きな曲練習するかの2択で、
      少しマンネリ化しやすいため、自分なりに工夫して練習する必要がある。
  3. 時間
    • 通う時間が必要ないため時間的制約がない点が◎。
    • PC、スマホ、タブレットだけで、どこでも見れるのでMIDIキーボードさえあれば場所とわず練習できる点が◎。

比較を表にまとめると。。

 ピアノ教室レッスンflowkeyレッスン
費用高コスト
(年間12万)
低コスト
(年間1.2万)
または無料
専門知識深い専門知識
(先生によるジャンル、
スタイルの指定)
幅広い範囲
(読譜、音階から
即興演奏など)
時間教室に通う時間が
かかる
アプリとキーボードでいつでも、
どこでも可能
教え方臨機応変に適応
(先生が優れている場合)
チュートリアルありで教育的。
部分練習や繰返練習に向いてる。
(マンネリはしやすい)

生涯プランについて補足

前述の生涯プランについて補足しておきます。
こちらはサブスクリプションではなくて、買い切りのプランです。

生涯プランはiOSなどのスマホアプリからは購入できません。
PCからhttps://app.flowkey.com/pricingにアクセスし、ログイン(アカウント登録が必要)すると上記画面が表示され購入が可能となります。

また現在、サブスクリプションまたは無料登録の加入期間が切れてからアクセスすることで生涯プランに入ることができます。

長くflowkeyを使うならサブスクリプションよりお得ですので検討してみてもいいですね。(私は生涯プランに入りました)

flowkeyのメリット

曲はクラシック、ジャズ、洋楽、邦楽、
ゲーム音楽など1500曲以上の楽譜から選べる。

いろいろな楽譜があり、
経済的にもお得感あって、助かりますね。

楽譜買うまでもないような曲とかもちょいかじりできますね。

同じ曲でもレベルごとに、
アレンジされた楽譜が用意されている。

初心者、中級者、上級者、プロのようにレベルごとに、
楽譜が用意されていてナイスです。

弾きたい曲をステップアップして弾いていけるため、
上達がわかりやすいですね。

曲のループ範囲を選択できる!

部分練習がやりやすく、難しい部分は何度でも繰り返し反復練習ができるので効率的でした。

個人的にはループ範囲指定をDAWでするみたいに、
数字でこの10小節から20小節みたいに指定できたら、
もっと便利だなと感じました。

その件をサポートへ連絡したら検討してくれるようです。

テンポが変更できる。元のテンポ、75%、50%と選べる!

テンポが選べるので、とてもメリハリ良く練習できますね。

あと待機モードというものがあり、鍵盤の音(生音、MIDI対応)を感知し正確な音を弾かないと、
楽譜が進行しない仕組みがあるのが最高です!

自分のペースで弾ける点や譜読み段階や暗譜するのにいい機能だと思いました。これ他にあんまりない機能かと!

右手と左手を別々に練習することができる!

両手、右手、左手を選択でき、ガイドの音名を表示、非表示できる
右手のみ表示した場合
両手表示した場合

難しい曲の場合、特に効果的な機能だと感じました。

コース練習があり、ビデオチュートリアルなどで体系的に学べる!

読譜や音階の練習、即興演奏など基礎から学べるため、
0から始める初心者には嬉しい機能でした。
(上級者コースもあり!)

PCでもiOSでもandroidからでもレッスンできる!

マルチプラットフォームな所がいいですね。
ただPCよりスマホの方が操作性はよかったです。

flowkeyのデメリット

flowkey - learn piano with the song you love

生ピアノでの待機モードの和音の感知がイマイチな時がある。

前述の待機モードは基本的に弾いた音を感知するように設計されてるのですが、
音数の多い和音だと倍音の関係上、
割と誤検知しまう傾向にあるようです。

ただし、MIDIキーボードの演奏では問題ない感じでした。

楽譜の全体表示ができない。

flowkeyの楽譜全体が見たい場合は、
musicnotes.com」で購入するしかないようです。

flowkey楽譜はアレンジが入っていたり、音楽記号の表示がない場合がある。

より細かい演奏表現を確認したい場合は、
日本のサービスである「ぷりんと楽譜」などもおすすめです。

またクラシックであれば「IMSLP」などの無料楽譜などがあります。

ガイドの演奏者が少し毛深いので少し気になる人は気になる笑

これは個人的に気になりますね。男性の敏腕感がすごいのです(笑)

コース練習のチュートリアルは基本繰り返し練習が多い

4小節ドだけ打鍵みたいな音楽的ではない練習もあるので、
なかなか退屈かもしれません。
(上級者にはなかなか苦痛の可能性)

おわりに

いやーホント、便利な世の中なりましたね。

このアプリは「ピアノ(楽器)が上手くなる3つの練習方法」で、
紹介した「インターリーブ練習」との相性がとても良いと思いました。

ループ範囲指定やテンポモード変更などは上達する上で、
かなり効率的に練習できますね!

あと例えば、自己練習や譜読みをアプリでやって、
演奏法など細かい点をピアノ教室でみてもらうとより効率が良いので、
ピアノ教室とflowkeyの併用も、いいでしょう。

ちょっとピアノ始めてみたい人や独学者や、
練習のマンネリ化の解消や効率的に練習したい人は、
とってもコスパの良いflowkeyを是非1度お試しあれです。
(7日間無料トライアルできます)

flowkey - learn piano with the song you love

それではまたワクワクする日まで。