ども。nacanonです。

みなさん部屋の防音対策やってますか?
特に音楽系や動画配信やっている人は悩んでませんか?

私もまだまだ試行錯誤中ですが、
私が過去に行ったコスパのよい壁と窓の防音対策についてご紹介します。

壁の防音対策

防音対策として、ヤマハのアビテックス(防音室)の検討もしました。

しかし、スペース的な面とコスト面(3帖くらいでも100万くらい)で却下しました。

そこで今回はお隣さんに面している壁に対して、
防音パネルを設置し防音しました。
(壁面に対して全て対策した方がさらに効果的)

防音パネルはロックウール吸音ボード(表面)と遮音シート(裏面)を組み合わせて、DIYしました。

壁への固定は賃貸のため、壁に穴開けたりできないので、
DIYする人御用達のラブリコとツーバイフォー木材を使用し、
防音パネルを固定する方法を採用しました。

防音パネルの作成

部屋の壁面積とぴったりであれば、
そのまま全ての吸音ボードが使えたのですが、
一部は壁のサイズに合わせるため、ガラスクロスを外し調整しました。

ロックウールは吸音材としてもよく使われていて、安全な素材ですが、
繊維が細かく素手で肌に触れると少しチクチクしたのでマスクや手袋必須でした。

吸音ボードの裏に遮音シートを張り、防音パネルの完成です。
吸音ボードと遮音シートとの接着は、
ボンドテープというとにかく超強力な両面テープを使いました。

にしても吸音ボードはさほど重くないですが、
遮音シートの重さは見た目よりずっしりして少しびっくりです。

コンセントの部分はくり抜き

防音パネルに被るコンセント部分は基本的に使用しないので、
埋めてもよかったんですが、一応くり抜きしてみました。
少しはみ出たかな。。

壁上部の梁への防音

段差がある梁の部分は車のデッドニングに、
使われるエプトシーラーを使って防音しました。

エプトシーラーは素材自体が軽いので天井や高い位置の設置に向いてますね。

壁への防音効果

防音の基本は吸音+遮音で、
どちらか片方だけだとあまり効果的でないようです。

なので壁→遮音シート→吸音ボードの順にして音を吸音して遮るようにしました。

パネル設置後、室内の響きはかなり落ち着いた感じに抑えられているので、
効果は間違いないですね。

ツーバイフォー木材の上に有孔ボードを設置してさらに防音する事もできたのですが、今のところ、お隣から苦情もないのでこれで問題なさそうです。

窓の防音対策

防音前の窓

窓って意外と外に音が漏れているし、
外からの音も入ってくるので、
窓の防音対策が効果としては1番分かりやすいですね。

そこで賃貸によくある上のようなタイプの窓にはめこみ式で防音パネルを作って、防音しました。

防音後の窓

こんな感じに窓のサイズぴったりにはめ込んで、
窓を塞ぎます。

壁の防音対策で使った防音パネルの余りを流用して、
表側には安いクッションフロアを
接着してDIYしました。

窓への防音効果

窓への防音効果は確認がしやすいので効果を1番実感できたと思います。

道路や外からの騒音はほぼ聞こえなくなりました。
逆に外から中の音もほぼ聞こえなくなりました。

体感的に言うと外から窓の前に立って、
やっと家の中で音楽やグランドピアノが鳴ってるかなと感じるくらいです。

また今後、音でも録音して比較できたらといいかなと。

まとめ

ということで、今回は壁と窓の防音DIYでした。

かなり試行錯誤した結果、コスト面を考えて、
今回ご紹介したような方法をとりました。

もしコスト面に余裕があれば防音専門ピアリビングさんの商品がオススメですね。

防音パネルや窓用のワンタッチ防音ボードなど、
サイズ調整も可能で見た目もシンプルで良さそうですね。

ちなみに今回、壁と窓への防音対策にかかった総コストは約8~9万円程ですね。

それなりに手間はかかったものの、
既製品を買うと今回の3倍以上はかかるので、
とても安く防音ができた事は間違いないですね。

音楽を聴く時や、楽器を弾く時だけ防音パネルを取り外し可能にしておけば、
便利ですね。
よかったら皆さんも挑戦してみてください。

手始めに1番体感できた窓への防音は本当にオススメです。

それではわくわくする日まで。