ども。nacanonです。
楽器って楽しいですが、難しいですよね。
私も大人になってからピアノを始めたクチですが、
楽譜見ながら、鍵盤見ながら、ペダル踏みながら弾くなんてやっぱ難しいですよね?
そんな中、自分が日々練習して効果的だった上達方法を今回は紹介してみます。
目次
とにかく毎日30分練習(分散練習)
え、そんなの知ってるって?笑
まあ、継続は力なりとはいいますが、やっぱこれ大事ですね。
練習時間はある程度多い方がいいですが、毎日やるという点が最優先事項です。
毎日30分練習。いや時間がなければ10分以下でもOKです。
よく言う急がば回れです。塵も積もれば山となるので地道に続けましょう。
1、2日でできない箇所も少ない時間でも分散して続けていれば、脳が勝手に学習してくれるので、少しずつ弾けるようになるのが実感できるでしょう。
逆に平日は5分も練習しなくて、
週末がっつり3時間とって練習しても、あまり上達しなかったです。
いわゆる集中学習ではなく分散学習を取り入れ練習しましょう。
1小節ずつ練習(部分練習)
できるだけ全体練習より、1~2小節ずつ進めて部分練習する方が好ましいです。
全体練習は時間がかかる上にできない所をスルーしがちになるので、
苦手箇所がなくなるまで部分練習を徹底した方がいいです。
が、飽きたら通してやってもいいです。
とにかく脳は飽きがちですので、飽きたら効率が下がると思ってください。
練習法を時折、変える(インターリーブ練習)
前述にも言いましたが飽きたら効率が下がるので様々な方法で、
自分の脳や指に変化を与える方法を試してみます。
何かを学習する時に関連性のある内容を混ぜて、
交互に学習する方法を「インターリーブ学習法」と言い、
最大のメリットは脳が退屈しないため、効果が出やすいようです。
下記で紹介する以外にも自分で考えてたものをやってみるのもいいでしょう。
テンポを変えて練習
はじめはメトロノームのテンポを落として(50%くらい)練習しますが、
ある程度慣れてきたか、飽きてきたら、テンポを上げてみます。(70%くらい)
この時点で全然弾けていなくても大丈夫です。その後テンポ(半分)に戻して練習します。
その後、テンポ(70%にして練習を繰り返す。ある程度慣れたら元のテンポにして練習する。
これを繰り返えすとテンポ(50、70%)が楽に弾けるようになり、
最終的には元のテンポで弾けるようになります。
とにかくテンポを可変させて、練習が鈍化することを避けるのがポイントです。
目を瞑って練習
目を使わず楽譜を見ないことで暗譜に強くなります。
耳と指に意識を集中させることで感覚を鍛えられます。
鍵盤を見ないで楽譜だけを見て練習
鍵盤を見ないことで、無駄な視線移動がないため、楽譜を正確に追うことができるようになります。
また人間の骨格的にも顔を下に下げることは首を緊張状態を招くので、これを避ける事ができます。
あと譜面を見ながら、弾くのが苦手な人は初めはメトードローズの教則本がおすすめです。
簡単かつ初見の演奏を増やしていく事で楽譜になれることができて、とてもためになる本でした。
鍵盤だけをみて練習
前項とは逆に鍵盤を見てゆっくり練習してみましょう。
これは物理的に無理のない指使いをしているかを確認する事ができます。
メロディーを歌いながら練習
ある程度弾けるようになったら、鼻歌でも生声でも歌いながら練習しましょう。
これは逆に論理的に考えて上手く弾こうとする意識を避けるためです。
なにかと演奏中って余計な考えが走るもので、それを抑制できます。
かのジャズのマイルス・デイヴィスもそれに近しい考えを言ってました。
「全て学び、そして忘れろ。」と。
覚えたことを消化してそれを忘れた時、マイルスがやってきたように新しいものができるのだと感じます。
番外:その日の気分でフレーズを作曲する
番外でこれは練習とは言い難いのですが、その日気分であまり考えず、
今持ってる実力で即興的にフレーズを何小節か弾いてみます。
録音してみるのもいいでしょう。そして観察します。
今、現状自分の感情や実力、好きな音楽が反映された音が出てきてるのがわかるでしょう。
自分が出るといっても過言ではないです。
これは自分の表現と向き合う良い練習になりますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ご紹介したものは、地味に思えるかもしれませんが、
効果的であることは間違いないです。
ちなみにピアノに限らず、楽器全般に適応できる方法だと思います。
個人的には1番効果的だと思ったのは「テンポを変えて練習(インターリーブ練習)」です。
ちなみにテンポ変更して練習するのに、
ピアノ練習アプリflowkeyを使って練習してみるのがオススメです!
参考記事:(ピアノ教室って割とコストかからない?
ピアノ練習はflowkeyがコスパよかったので比較してみた!)
前述通り、脳は飽きやすく刺激を求めているので、
飽きたら練習法変えるか、全く違う事するのがいいです。
つまり、楽しくない事や退屈する事を続ける事は、
簡単にできないって自覚すると良いです。
坂口恭平氏的に言うと、「流れてない」状態の事です笑
あとはもし練習の中で出来ないことが出てきても、
出来ない事自体に意識を向けすぎないことが大事です。
そのうえで続けていけるように模索していくことが上達の近道ですね。
それでは騙されたと思ってやってみてくださいな。
同じく悩んでる独学でやってるような人達に届くと嬉しいです!
それではわくわくする日まで!