DTMで音楽制作される方なら、
作業環境について悩んだ事がありませんか。


特に「MIDI鍵盤とキーボードの配置位置」については私は長年悩みました。


MIDI鍵盤は大体、キーボードの後ろに置くケースが多いと思いますが、
そうなるとだいぶMIDI鍵盤が弾きづらいしスペースも狭くなるんですよね。


それを解消するため市販デスクも検討したのですが、
機能やサイズを考慮すると結果的にはDIYしました。


MIDI鍵盤を格納できるトレイのあるデスクにして、
作業しやすい環境にしました。

今回はDIYしたDTMデスクの機能をご紹介します。

DIYしたDTMデスクの機能

天板がスライドなので、音楽制作する時、しない時で使い分けられる!

一般的なMIDI鍵盤を置くスライドトレイって、
手前へのスライドが多いので後ろに下がるの面倒だし狭くなるんですよね。


作ったデスクは天板が奥へスライドするようにしました。
これによって自身の移動は不要になり、
椅子の位置や、スピーカーから耳の位置が変わらずとても作業しやすくなりました。

ちなみに現在は61鍵のMIDI鍵盤を置いてますが、スペース的に88鍵も余裕そうでした。

鍵盤を使わない時はスライドして普通のデスクにできます。

ケーブルやHDDがすっきり収納!

天板がスライド式のため天板下にケーブル類は外見上は隠せます。

とはいえそのうち、もう少し綺麗にまとめたいと思います笑

機材やケーブル類のアクセスもスライドすれば容易です。

HDDやUSBキーなどもデスク上に置かず、目立たないように天板下に収納できました。

その他小物類もまだまだ置けますね。

デスク脚が金属のためマグネット付きの電源タップでデスク下へ収納したり。

電気昇降式脚なのでDTMスタンディングデスクに変化!

1時間に1回くらい立つと体にいいみたいで健康面も考えてデスク脚は、
スタンディングもできるFlexSpotの電気昇降式脚E7にしました。

昇降範囲も58~123cmと広く、複数の高さをメモリしておくことができるので、
便利でした。

質感も安っぽくなく、安定性もあるのでおすすめですが、
組立はなかなか重いので、腕力ない人とかだと結構大変ですね。

参考にしたデスク

最初はoutput社のplatformのデスクに憧れていたのですが、
いろいろ調べて、海外の音楽家Jon Sineさん
が設計したデスクに辿り着きました。

今回作ったデスクは細かい点は除き、この設計を
ほぼほぼ使わせてもらいました。感謝。

下記はJon Sineさんページ。
SketchUpの3DデータがUPされていますのでよかったら。

http://www.desk.inlounge.de/
↑リンク切れになってました・・

おわりに

1カ月くらい構想した甲斐もあってとても快適なデスクができました。

デスクは長く使うものなのでもっと早く作っておけば良かったと思いました。

最近ではDIYといっても、ノコギリでガリガリやる必要なく
ネットでプレカットや加工してくれる業者も増えました。

そのあたりの設計、組立、費用などの細かい内容は、
こちらの記事でご覧ください。

それではわくわくする日まで。